
今回は今話題のスノワートのグリンタ100とグリンタ100ツアーについてです。
同じグリンタ100シリーズですが、どう違うのかを比較しました。
ぜひ悩んだ時の参考にして頂ければと思います!
余計悩んだらすみません…
グリンタ100を試打するとまったりした感触にウットリしました。
もう少し締まった感じが欲しいのですがグリンタ100ツアーの方がハッピーになれますかね?個人的に98ツアーライトも気になります— baliusmagic7144 (@baliusmagic7144) November 27, 2019
痛くない!かも!ラジカルにポリ張って思いっきり打ってたら手首やら、肘やら痛んだのに、グリンタ100とサニーコア125の48ポンドで同じように打っても大丈夫だ。直後から違和感あったはずだから、かなり良い!もう思いっきり打てないかと思ったけど行けた!
— J FUJIOKA (@JFUJIOKA1) November 28, 2019
Twitterではスノワートについてつぶやいている方結構います。
情報はSNSの時代ですね!
もくじ
スノワートGRINTA100、GRINTA100TOURスペック比較
まずはカタログスペックの比較です。
フレームの形は同じですが、各数値を比べてみてください。
ラケット名 | グリンタ100 | グリンタ100ツアー | グリンタ100ライト | グリンタ100ツアーライト |
フレーム重量 | 305g | 305g | 285g | 285g |
バランス | 315㎜ | 315㎜ | 330㎜ | 335㎜ |
スイングウエイト | 285 | 285 | 285 | 285 |
ストリングパターン | 16×18 | 16×19 | 16×18 | 16×19 |
ヘッドサイズ | 100平方インチ | 100平方インチ | 100平方インチ | 100平方インチ |
フレーム厚 | 22㎜-23.7㎜-23㎜ | 22㎜-23.7㎜-23㎜ | 22㎜-23.7㎜-23㎜ | 22㎜-23.7㎜-23㎜ |
カラー | バンパーブラック | バンパーオレンジ | バンパーブラック | バンパーオレンジ |
グロメット | SGTあり | SGTなし | SGTあり | SGTなし |
ストリングパターンが違う
この数値を見てわかることはグリンタ100はストリングパターン(ガットを通す本数)が16×18に対して
グリンタ100ツアーシリーズはストリングパターンが16×19になっています。
基本的にラケットのストリングパターンが荒くなる(数字が減ると)と打球時のホールド感が生まれやすくなります。
ホールド感があるとボールの軌道も上がりやすく、距離を出しやすかったり打球感が柔らかく感じます。
またボールを打った時にガットの動きやすくなるので、スピンがかかりやすいです。
したがってグリンタ100シリーズはツアーシリーズに比べボールが飛びやすく、スピンもかかりやすいスペック。反対にグリンタ100ツアーはボールのおさまりが良く、打球感がダイレクト伝わるラケットになっているとカタログの数値では読み取れます。
SGT(スカーレット・グロメット・テクノロジー)の有無
グリンタ100ではフレームの3時9時のグロメットに搭載していたSGTがグリンタ100ツアーではついていません。
SGTとはスカーレット・グロメット・テクノロジーの略であり、スノワートの特徴的なグロメットである。ガットの通す穴がフレーム内側で大きく、フレーム外側が小さく円錐状になっている。これにより打球時にガットが動きやすくなり、ホールド感やスピン性能を上げている。
つまりグリンタ100はホールド感やスピンの性能がグリンタ100ツアーよりも高いと取れます。
また、このSGTによりトランポリン効果が上がり、23㎜付近のフレーム厚でもしっかりボールの飛び、グリンタ100ライトなどの軽いフレームは女性やジュニアでも使いやすいラケットになっています。
上記の二つの違いからプレーヤーの皆さんが考えるのは自分のプレーに対してどれだけラケットのサポートが必要かです。
普段グリンタ100シリーズに似た100平方インチで22㎜~27㎜ぐらいのラケットを使用していて、ラケットにはスピンがかかりホールド感を求めている方はグリンタ100を
自分のスイングに自信があり、サポートが必要ないなと考えている方はグリンタ100ツアーを使ってみると良いです。
GRINTA100とGRINTA100TOURを打ち比べ
カタログスペックではだいたいの判断が可能ですが、百聞は一見に如かず。
実際に打ってみてのどう違うのかと感じることも大事です。
グリンタ100、グリンタ100ツアーにそれぞれスノワートのサニーコア125を張って打ってみました。
あくまでも参考程度にしてみてください。
まずグリンタ100の方はストローク、ボレー時でも打球感が凄く柔らかいです。ガットサニーコア125が柔らかいのもありますがホールド感は十分に感じました。
ストロークはボールの軌道も上がりやすいので浅くなりにくいです。
ただややイメージよりもボールが飛びアウトしてしまうので、自分はストロークではガットをポリにしたりと調整が必要だと感じました。
スノワートの面の安定+フレームの3時9時のSGTの作用で通常よりもスライスの感触がよくボールを運ぶという感覚を強く感じることが出来ました。
あれ自分のスライス…こんな伸びてたかな…?あくまでも主観ですが。
グリンタ100ツアーはバンパーにオレンジが入ってる分見た目映えます。
個人的にはツアーのバンパーが好みです。
打った感触はストロークはボールがコートにしっかり納まり、アウトミスは減りイメージ通りにボールが打てました。
ボレーに関しては両者とてもしやすく、自分の中で大きな優劣は感じませんでした。
しいていうなら叩くボレーはツアーでローボレーなどはグリンタ100がしやすく感じました。
ただ本当に両方共にボレーがしやすいラケットという印象。
打感はストロークを打った時やボールを叩いていくときにはツアーの方がダイレクトに打った感じがわかります。
概ねカタログスペックでの違い通りの感触になりました…先入観もあったかもしれません。
共通して感じたのは万能さです。回転がかけやすく、ボレーがしやすい!
ボレー時の面のブレなさは驚きです!
完成度の高いオールラウンドなラケットです。
飛びの違いはありますが、ガットでの調整によりカスタマイズも可能です。
あとはSGT、ストリングパターンの違いでの打球感やスピンの感覚の違いで選んでみてください。
グリンタ100シリーズがおすすめな方
グリンタ100シリーズは22㎜~23.7㎜のラケットにしては飛びが良いので、黄金スペックなどのフレームの厚いラケットを使っている方でも十分に飛びますし、さらに回転面でのサポートを受けられるかもしれません。
グリンタ100ライトはジュニアでしっかりラケットを振っていくのを覚えたい選手。女性でもスピン、スライスなど使ってプレーしていきたい方、振り抜きが良くて、振動が少ないラケットを探している方。
回転や緩急、カウンターショットを使ってゲームをコントロールしたい技巧派オールラウンダー向け。
全日本を目指して活動中の佐藤選手も愛用しているのはグリンタ100です。
グリンタ100ツアーシリーズがおすすめな方
ラケットにダイレクトな打球感を求めているけど98平方インチだと少ししんどい人。
黄金スペックだと飛び過ぎてしまい、もう少しコントロールが効くラケットを探している人。
グリンタ100ツアーライトはジュニア選手、女性でトーナメントなどに出ている方。
グリンタ100をすでに打ったことがあり、打球感がもう少しはっきりしたものが欲しい方。
ストロークはガチッと打てて、しっかり前に出てボレーもしたい、球しばき系オールラウンダー向け。
まとめ
今人気爆発のスノワートグリンタ100を比較してみました。
どちらも面の安定性の高いオールラウンドな一本です。
大きく違うのはサポート性能!
ボールを叩ける人よりのオールラウンドなラケットGRINTA100TOUR!
回転やテクニックでボールスピードや威力だけではない、いやらしいプレーヤーよりのGRINTA100!
どっちのシリーズを選んでも満足度の高いラケットです。
今回紹介したラケット



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