ダブルスに最適!?スノワートビタス100ツアー

今回はスノワートビタス100ツアーについてです。
実は草トーなどの競技ダブルスにめちゃくちゃ良いんじゃないのかなっていうお話。
ビタス100ツアーの最初のインプレはこちら
コロナ自粛が大きくなる前の3月少人数でテニスする機会がありました。
その時にスノワートのVITAS100TOUR(ビタス100ツアー)をもう少しガッチリ使い込んでみようと思い、2時間半ビッチリ練習・ダブルスで堪能しました。
そこで私が感じたことをダラダラ書いていきます。
もくじ
ビタス100ツアー<グリンタ100ツアー
<以下前置きです>
昨年は自分がガチ練習するときのラケットは大体グリンタ100ツアーでした。
グリンタ100ツアーはボレー良し!ストローク良し!とにかく私の中では違和感なく使えるラケット。
ボールの飛びも丁度良く、スピンもかかるのでイメージ通りのボールが打てます。
このラケットでミスっているという事はラケットが合っている・合っていないという話ではなく相手のショットに対しての自分のミス、自分の技術の問題だろう。そう思えるほどグリンタ100ツアーはベストなラケットです。
後はレベルアップのために練習やトレーニングをちゃんとする!(しないけど…)
そのくらいグリンタ100ツアーへの信頼は強いですし、「ガチの時はグリンタ100ツアー!」
そう心に決めていました。
しかし私もテニス用品を販売させていただいている以上は様々なラケットを使ってその良さを理解するのも仕事です。
そこでその日は以前もテストで何度も使ったビタス100ツアーを使ってみることにしたのです。
ビタス100ツアーとの初めての出会い(回想)
ビタス100ツアーの最初の印象はボールの飛びが良く(初速が出る)、それなのにコントロールがしやすいラケットだなという印象。
やはりフレームも26.17㎜~23.99と厚いため、ラリーの球出しから「びょーん!」と違いがわかるくらい飛びます。
この手のラケットは個人的にはストロークを強く打った時に抑えられず抜けてしまうので、使うのが苦手な部類に入るだろうなぁと思っていたら…全然コントロールが効いて使いやすい。
だがしかし!グリンタ100ツアーの丁度良い飛びと、ぐわっとスピンをかけれる感覚が好きな私にとっては物足りなさも感じていたのが本音。
特にストロークを打っていてもイマイチボールがバウンドしてから跳ねていないなぁと感じることもあったので、マイベストはやはりグリンタ100ツアーや!って思っていました。
しかしビタス100ツアーに合わせた打ち方、プレーはそうでなかった…後日私は気づくことになる。
ビタス100ツアー再会・そして…
そんなこんなで話は練習会に戻ります。
「そうだ今日はビタス100ツアーを使おう!」
もっと使ってみてどういう打ち方やプレーがこのラケットにフィットするか知らなければいけない。
その日の練習会のストロークで意識したのは“タイミング”相手のボールの力を利用しボールの軌道を抑える。
そのためには早い判断と準備、
スイングはいつもの瞬間的にスイングスピードをあげボールにスピンをかけるような打ち方ではなく、少しフォロースルーを長くとって押し出すような直線的なスイング。
!!
実際にそういうイメージを持って打つと低く安定したボールが次々と打てるではないですか。
そしてこのビタス100ツアーは判断が悪く差し込まれた際にもある程度のボールの質を出せるというサポート性の高さにも気づきました。
「あれ?めちゃくちゃいいぞ!」
びゅっ!とラケット振っていた時には感じなかったボールの安定感。
全然ミスがでない。
そしてその日練習では特にコンチネンタルグリップでのショットが良かった。
低くアングルに落とすボールやスライスで足元に沈めるのも凄く簡単に感じました。
弾きだけでは無い、タッチの良さが確かにあります。
相手のサーブに対してのロブリターンも簡単に高さが出せるので打ちやすい。
私のダブルスはパワーやスピードで押すというよりもショットの安定感とプレースメントで勝負していくので、実はこのビタス100ツアーはベストマッチなのかもしれないとすら思いました。
そしていつもはかなり疲れるこの練習会での疲れが全然でないのです。
ショット打つことに一生懸命にならずにプレーができるので肉体的にも気持ちにも余裕が出ます。
後日このことをビタス100ツアーユーザーの友人に報告すると
「おれもこのラケットに変えてからすこぶる調子よい。ダブルスしててボレーが全然浮かない。」と
全く同じような感覚みたいです。
私もビタス100ツアーが使いやすいと言っていた彼のようなプレーを多少模倣してましたが、納得!
話題のダイアデムと同時リリースで少々影を潜めていますが、このビタス100ツアーはダブルスプレイヤーやスライスなど駆使するテクニカルなプレーをする方にはとってもおすすめです。
ショットのスピードやボールの質だけで競うスポーツではないテニスだからこそトータルでの使いやすさやが大事ですね。
そしてラケットに合った打ち方やプレーを模索していくのもテニスの楽しさなのかもしれません。
コロナ明けはビタス100ツアーでテニスを楽しもうかなと思っています。