トロラインというテニスストリングブランド

昨今のテニス界ではポリストリングの細ゲージが密かなブームになってきています。
ルキシロンのアルパワーなんかも1.15のものを出したり。
ハイブリッドの横に細いものをいれたり、そのまま使ったり様々です。
そんな細ゲージポリストリングに新たなブランドが日本に参入!
その名もTOROLINE(トロライン)
今回はこのTOROLINE(トロライン)がどんなブランドで商品はどんな特徴なのかを紹介していきます。
もくじ
TOROLINE(トロライン)とは?
アメリカ、カリフォルニア発の新星テニスストリングブランド。
「質にコダワル」をコンセプトに、高品質なテニスストリングをお手ごろな価格でプレイヤーに提供します。 TOROLINE JAPAN(トロラインジャパン)
商品の特徴としては細ゲージ・六角形ポリストリングを主としていて、
細ゲージの反発力と多角形の引っ掛かりにより強力なスピンを生み出すことが期待できる仕様のストリング。
トロライン使用プロはジャン・ジェイソン(台湾)
ジャン・ジェイソンは2020年ニューヨークオープンを予選からベスト4まで勝ち上がっているプレイヤーで、トロラインがATPでもしっかりとパフォーマンスを発揮できていることはすでに証明済み。
トロラインのラインナップ
現在日本で販売しているのは2種類。
ネオンイエローのCAVIAR(キャビア)・ブラックのABSOLUTE(アブソルート)
2種類ともにゲージは1.20での展開。
日本で人気があるのはキャビアでトロラインジャパンの販売サイトでは入荷してもすぐに欠品してしまうとのこと。
当ストアでも取り扱いしているのでぜひご利用ください。
トロライン CAVIAR(キャビア)
素材:Co-Polyester
ゲージ:1.7/1.20mm
※海外サイトでは他ゲージもあり。
長さ:13.4m
カラー:ネオンイエロー
CAVIAR / キャビアは、オールコートプレイヤー向けに設計された六角形型のストリング。従来のポリストリングと比較して、スピンを体感できるような設計。
「オールコートプレイヤー向け、スピン」に拘った商品。
TOROLINE:CAVIARの説明より
CAVIAR(キャビア)使用感
私は今回打った時に柔らかさを感じたのはキャビアの方でした。
前評判ではアブソルートの方が柔らかいって感じでしたが…(個人差あり)
特に緩いラリーでは柔らかさと適度な反発も感じるので比較的女性などでも使いやすいストリングなのかな?
サーブやストロークなどのスピードがあるショットを受ける際には反発よりもホールドする印象があるので、ボレーやロブなどの返球がしやすくダブルスしやすかったです。
自分から打つスイングスピードが速いショットの時は打球時に持っている感触が強いので、スイングが早い人はセッティングを調整して使うと良いかもしれません。
ハードに打つ人よりも中速くらいのスイングの方が好むストリングな印象を持ちました。
トロライン ABSOLUTE(アブソルート)
素材:Co-Polyester
ゲージ:1.7/1.20mm
※海外サイトでは他ゲージもあり。
長さ:13.4m
カラー:ネオンブラック
ABSOLUTE / アブソルートは、中上級プレイヤー向けに設計された6角形ストリング。十分なスピンとパワーを生み出すことが出来、ポリエステルストリングでありながら「肘に優しく」バターのような柔らかい打球感が特徴。「プレイヤーの腕の負担を軽減、ソフトな打球感」こだわった商品
TOROLINE:ABSOLUTEの説明より
ABSOLUTE(アブソルート)の使用感
柔らかい打球感はキャビア同様。
キャビアよりもやや反発を感じ飛ばしやすい印象。
スイングスピードを上げてボール叩くのもしやすく、引っ掛かってボールが落ちるのでドンドン振って使いたいなと思いました。
「ポリを使っていて今よりスピンをかけやすくしたい!」という人は打感も独特ではないのでなじみやすいと思います。
スイングスピードが速く振る人はアブソルートがよさそう…(個人差あり)
TOROLINE(トロライン)まとめ
新ストリングブランドトロライン。
個人的には細ゲージならではの反発力・多角形のスピン性能を感じられつつもそんなにクセが少なく使いやすい印象でした。
「ポリユーザーで今よりスピンや引っ掛かりが欲しい」、「ナイロンで少しストリング切れるペースが速くなってきた」
こんな悩みを持っている方には一度試す価値があるストリングに感じました。
後はご自身のラケットやスイング・プレーとの相性があると思いますので、試してみるのが一番かと。